2010年11月26日
あんこう鍋を作ってみよう
あんこう鍋はもともと茨城県の代表的な鍋料理で、茨城県に行くといろいろなお店であんこう鍋が食べれます。
外見はとてもグロテスクですが、「食べられない所が無い」と言われるように、身はもちろん、皮や内臓、エラなど、骨以外は全て食べることが出来ます。下記の部位が「7つ道具」と呼ばれます。
1. 肝
2. とも(胸びれ・尾びれ)
3. ぬの(卵巣)
4. だい身(身の部分、柳肉とも呼ぶ)
5. 胃(水袋とも呼ぶ)
6. えら
7. 皮
あんこう鍋というと作り方が難しくて、ちょっと敷居の高い感じがしますよね。大丈夫、チャレンジしてみましょう!
あんこう鍋レシピ
【材料(4人前)】
あんこう(七つ道具全部) 約600g
しいたけ 1パック
うど 1本
白菜 4枚
焼き豆腐 1丁
春菊 1把
さやえんどう 1パック
ねぎ 2本
ぎんなん(ゆでたもの) 1/2カップ
にんじん 1/3本
えのきだけ 1袋
しらたき 1袋
ゆず 少々
だし汁 7カップ
みりん 1カップ
しょうゆ 1・1/3カップ
砂糖 少々
所要時間 60分
【作り方】
1.あんこうは柳肉(身)、皮、エラ、袋(胃)、ぬの(卵巣)、とも(ヒレ)、きもに分けます。
2.身は霜降りにして大きめのそぎ切りにし、皮は内側をこそげて洗い、霜降りにして水にさらし、巻きすで巻いて熱々のあんこうのゆで汁をかけ、形を整えてさまします。エラ、袋、ぬのは塩をふって洗い、ゆでます。きもは塩をきつめにふって半日おき、強火で30~40分蒸して輪切りにします。
3.野菜は食べやすく切り、しらたきはゆでます。
4.材料をすべて鍋に盛り、だし汁と調味料を入れ、アクをとりながらよく煮込んで汁ごといただきます。